今、離婚をしてもあなたは本当に生活していくことができますか?
離婚したい・・・すぐにでも
離婚したいと思ったら、すぐにでも離れたい。その気持ちはとてもよく分かります。
しかし、離婚後の生活についてきちんと考えずに感情だけで離婚を決断してしまうと、
後々大変な思いをすることになるかもしれません。
どんなことを冷静に考える必要があるのか、整理していきましょう。
<経済力>
離婚後、きちんと生活ができるだけの経済力があるか、またはその目途が立っているか?
生きていくためには、経済力が必要不可欠です。離婚して生活ができなければ、なかなか離婚を決断することはできません。
①生活費を稼ぐことができる職に就いている、またその見込みがある。
②職には就いていないが、年金や不動産賃貸などの定期収入がある。
③離婚後に生活ができるだけの預金がある。
④財産分与・慰謝料・年金分割などの見込みがある。
<精神力>
離婚後は、独りの生活となり、必然的に寂しさを感じることもあるでしょう。また、周りの人から、「あの人、バツイチなのよ」と言われることもあると思います。精神的な負担を感じることがあったとしても、乗り越えられるだけの精神力も必要になってきます。
①独りになることで、寂しさなど精神的苦痛がないか。
②周りから離婚したことを悪く言われても気にすることはないか。
③「離婚しなければよかった」と後悔することがないか。
<協力者>
離婚をするためには、一人で生きていくための生活設計を立てる必要があります。
けれど、人間は一人で生きていくことはできません。
離婚を選択したあなたに、協力してくれる人がいるかどうかは、様々な問題を乗り越えていく上で大切なことです。
①子供がいる場合、応援してくれているか。
②相談することができる親族がいるか。
③相談することができる友人がいるか。
離婚というのはデリケートな問題です。親族や友人に相談ができない場合もあるでしょう。
だからといって、一人で考えると、自身の感情が先行してしまい、冷静に離婚や離婚後について考えられなくなってしまうことがあります。
そんな時は、専門カウンセラーに相談し、離婚について今一度考えてみてください。
本当に離婚という道しか残されていないのか?今離婚して大丈夫なのか?
離婚への不安にきちんと向き合い、決意をもって進んでいく必要があります。
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